「幸せで有意義な毎日を送りたい」
そう思う方が世の中のほとんどであるというのは、疑いのようのない事実でしょう。
では実際にどのような行動をとれば毎日の中で幸せを感じることができるのか?
これは全人類の永遠の命題です。笑
しかし今や科学も進歩し、私たち人間がどのような時に幸福を感じ、その状態を引き起こせるかということがわかってきているのも事実です。
もちろん個人差はありますが、大方の人に当てはまるものを見ていくことで自らの幸せについて考えることができたりします。
そこで今回は、その内容を踏まえて具体的に毎日の幸福度と充実度あげるための行動10選をまとめていきたいと思います!
メンタル的なあやふやなものではなく、どのように一日を過ごせばいいかという明確なアクションを集めてみたので、明日からでもすぐに実践できるようになっています。
以前に「幸せな人生に必要な7つのもの」をまとめたのですが、それを捕捉するものとなっているので、こちらも合わせてご覧いただけるとより納得できるかと思います。
それでは早速いきましょう!
前提:時間帯ごとの過ごし方の意識
前提として、朝、昼、夜の時間帯で異なる時間の過ごし方を意識するというのがとても大事になってきます。
というのもそれぞれの時間において、私たちの脳や体の状態が大きく異なってくるため、それに適した行動も変わってくるから。
夜に難しい本を読めと言われても頭に入ってこないでしょうし、午前中にベッドに横になるのはとてももったいないです。
このようにそれぞれの時間ごとにやるべきこととやらない方がいいことがあるのが事実。
そのため朝昼夜ごとに、どのように過ごすかの意識を持っておくことがとても大事になってきます。
以下では、時間帯ごとにどう意識するのが良いのかを詳しくみていきましょう。
朝の過ごし方
はじめに断っておくと、有意義な一日を過ごす上では、この朝の過ごし方が1番大切であると言っても過言ではありません。
というのも起床後2〜3時間は睡眠により脳が整理されているため、1日の中で最も生産性が高まる時間帯だから。
「朝の生産性は夜の4倍」なんて言われるほどです。
この朝の時間を有効活用しない手はありません!
朝一でタスクに取り組む
朝起きたら、なるべく早く今日1日の中で最も頭を使うタスクに取りかかりましょう。
執筆作業やアイデア考案、語学学習なんかが頭を使うタスクであると言われています。
だらだらSNSやメールをチェックしたり、ぼーっとテレビや動画を見ている場合ではありません!笑
でも「起きてからすぐに動く気になれないんだよー」という気持ちも、ものすごくわかります。
そんな時にシャキッと目を覚まし、スイッチを入れるためにやるべきことを以下で紹介していきます。
朝散歩
目を覚まして1日のスイッチを入れるのに、手っ取り早いのが「体を動かすこと」です。
朝の散歩は1日のスイッチを入れるのにぴったりです。
朝日を浴びながら歩くことで、セロトニンという脳内物質が分泌されます。このセロトニンは私たちの体を覚醒させてくれます。
近所を10分ほど歩くだけでも大きな効果をもたらしてくれるので、ぜひ一度試していただければと思います。
驚くほどやる気と活力を感じられること間違いなしです。
朝シャワー
目を覚ますのに、パッと思いつくのがこの「朝シャワー」ではないでしょうか。
朝シャワーはやはり私たちの眠たい体を起こすのに、効果バツグンです。
それまで眠かったのが、シャワーを浴びると、途端にシャキッとすることができます。
軽い朝食
軽い朝食も私たちの目を覚ますのに有効です。
この時に朝食をよく噛んで食べることで、先ほどのセロトニンを分泌させることができます。
これにより覚醒効果が期待できるんですね。
またこの時注意していただきたいのが、あくまで朝食は「軽く」済ますということです。
ここで食べ過ぎてしまうと、せっかくの朝のエネルギーが消化に回され、眠くなってしまうなんてことに繋がってしまいます。
昼の過ごし方
昼は起きてから時間が経ち、どうしても頭の働きが鈍くなってきます。
そこでこの昼では、いかにして脳にエネルギーをチャージしてやるかということが大事になってきます。
以下では、おすすめのチャージ法を紹介していきたいと思います。
昼寝
もしかすると「昼寝」にあまりいいイメージを抱かないという方もいるかもしれません。
しかし、最近では適切な昼寝は我々の生産性を上げるのに、とても役立ってくれる
ということが明らかになっており、Googleなどのアメリカの大企業でも昼寝の時間が設けられるほどです。
時間にすると20〜30分ほどの昼寝が望ましいそうです。
昼寝をすると、頭が整理され、生産性を劇的に回復させることができます。
少し疲れやだるさを感じたら、無理して頑張り続けるのではなく、
一度昼寝の時間を取る方が、かえって生産性を高めてくれるという結果になります。
有酸素運動
頭のエネルギーを回復させるのに、有酸素運動も実は効果的です。
「疲れてるのに、わざわざ運動?」と思う方もいるかもしれせんが、
「疲れてるからこそ運動」なんです!笑
適度な運動は私たちの頭をすっきりとさせ、それまでに溜まった疲労を取り除いてくれます。
「運動した後に、勉強や作業がはかどった」という経験をしたことがある方も多いはず。
適度な運動はリフレッシュをもたらし、その後の生産性を上げてくれます。
ただし、ここでもやり過ぎは厳禁です。過度な運動は体を疲れさせ、かえって生産性を落としてしまいます。
散歩や階段昇り降りくらいの運動でも十分にその恩恵を受けることができるので、運動の強度には十分注意していただければと思います。
夜の過ごし方
夕方から夜は翌日の生産性を最大限にするため「次の日に備える」というのが、メインになってきます。
もしどうしても夜にやらなければいけないことがある場合は、先ほども紹介した有酸素運動を行って、頭をリフレッシュしてから作業に臨むのが良いでしょう。
以下では、具体的な「次の日に備える」行動を紹介していきたいと思います。
リラックスする
極論、夜にやるべきことはこれにつきます。
ではなぜリラックスするのかというと「良質な睡眠をとるため」と言うことができます。
次の日にベストなパフォーマンスをし、生産性を最大限高めるためには、良質な睡眠が必要不可欠です。
具体的にはなるべく視覚情報を刺激しないで、ゆっくりと時間を過ごすのが好ましいです。
読書や音楽鑑賞、アロマや瞑想など、自分にとってリラックスできるというものをして、寝る前の時間を過ごしましょう。
これらを踏まえた上で、以下では一日の中でやりたい具体的な行動10個を見ていきましょう!
毎日の幸福度を高める方法10選
⒈ 一日の大まかな予定を立てる
幸福感を高めるのに必要なものとして、自分の行動を自分で決めているという感覚がとても大事なんだとか。
いわゆる「自己決定権」というやつです。
これを利用してその日一日の大体の予定を決めてそれをこなしていくことで、自らの行動をコントロールしている感覚を高めることができ、充実感を味わうことができます。
その中にはこれまで自分のやりたかったことや今まで経験のない新しいことを入れるのもおすすめ。
そして一つ一つ予定が終わる度にチェックを入れていけば、その都度小さな達成感をも味わうことができます。
たったこれだけのことですが、一日の終わりの「やったった感」が大幅に上がります。
ぜひお試しあれ!
⒉「暇」を作らない
「暇」は私たちを確実に不幸にします。
なぜなら人は何もしていない時に無意識にネガティブなことを考えてしまうから。
これを防ぐためにも、暇なときにあらかじめ何をするかを決めておくというのが便利です。
僕の場合は読書や映画アニメ音楽鑑賞、散歩なんかをするようにしています。
ここは自分の好きなことをやるのが一番!
自分の趣味嗜好を振り返った上で、独自のマイルーティンを作ってみましょう。
そして暇が訪れた際にはそれを確認してやるようにすれば、思い悩んで不幸な感覚に陥ることを防ぐことができるでしょう。
関連:【「何もやることねえ」を無くす】暇な時間を作らない方法を本気で考えてみた
⒊ 生産的な活動をする(人に貢献できればなお良し)
しかし暇な時間を作らず「自分が楽しい」だけでは、真に満足できないのが人間の面倒くさいところでもあります。
人間は社会的な動物であるので、他者に貢献したり、価値を提供することでより大きな幸せを感じることができる性質があります。
なんだか綺麗事のようにも聞こえますが、これは紛れもない事実なんだとか。
実際他者に「与える」ことをする人の方が、そうでない人に比べで幸福度が高くなるという研究結果があるのが面白いところ。
またこの際に自分の得意なことや強みを活かせることで何か生産的な活動をし、その結果として他者に価値提供をできるのがベストです。
誰かが作ったものを享受するだけの人生では心から満たされることはなかなか難しいです。
ここから得られる他者に貢献した感覚や感謝の言葉からは、何にも変えがたい幸福感を感じることができるのでしょう。
⒋ 毎日の楽しみを持つ
「楽しみなことを待っている時間は実際にそれをやっている時よりも幸せ」
というのは体感的にも理解できることですが、これは科学的にも正しいというのが分かっています。
ならばたまにあるイベントを楽しみにするのももちろん良いですが、毎日の中に楽しみなルーティンを作ってしまうのもありでしょう。
毎日気持ちいいお風呂に入る。仕事が終わったら大好きな人の動画を見てもいい。
みたいなことをあらかじめ決めておくと、毎日を少し楽しくすることができます。
自分お気に入りの毎日のルーティンを持つことで、日々の楽しみを増やして幸福感と充実感を高めていきましょう!
⒌ 自己受容、自己肯定
自らの人生の主役である「自分」という存在を完全に好きになれなくとも、受け入れることができなければ、毎日を楽しく幸せを感じながら生きていくことは難しいです。
生きている以上、何をするにしても「自分」という存在から逃れることはできません。
ならばその「自分」をありのままに肯定してあげられれば、それだけでだいぶ楽に生きていくことができると言えるはず。
いきなり自己受容を達成するのは難しいので、毎日少しずつでも自分の良い点に目を向けてあげるのが大事です。
これを続けていけば、自らを否定的に捉えがち人であっても、ちょっとずつ自分に自信が持てるようになること間違いなし。
「人生」というRPGを、自分が認めたキャラクターでプレイできるようにしていきましょう。
⒍ 当たり前のことに感謝する
だいぶ怪しい匂いがしてきましたが、これが意外と重要。
私たちは「幸せになろう」と今を犠牲にして何かをがんばりがちですが、案外「幸せ」は身近な所にあるということに気づけていません。
朝起きて青空が広がっている。道端の花がきれい。夜ご飯がおいしい。などなど小さな幸せを感じられるポイントは毎日の中でいくらでもあります。
こうしたものを当たり前と思うのではなく、「ありがたい」と思って感謝の気持ちを忘れないようにすることで、日々の幸福感は爆上がりします。
実際お金持ちの人にはこうした傾向を持つ方が多いのだとか。
何事も自分の捉え方次第です。
今置かれている状況を楽しむためにも、毎日の中で自ら幸せを見つけにいく姿勢を忘れずにいきましょう。
⒎日光を浴びて散歩
晴れた日にお日様の下を歩くという一見至極当たり前の行動をすることで、幸福感を爆上げすることができます。
というのも、これにより幸せホルモンであるセロトニンが大量に分泌されるから。
やってみると分かるのですが、とても気持ちが良く、逆にネガティブになる方が難しいくらいなんですよね笑
ここに自然の要素も掛け合わされば無敵です…
晴れた日の公園散歩。ぜひ!
⒏ しっかり寝る
なんか急に当たり前のことかもしれませんが、やはり「睡眠」は全ての基本です。
よく眠らないと頭が働かないのはもちろん、メンタルや健康にまで悪影響を与えてしまいます。
寝不足の状態では眠気に気を取られて、せっかくの楽しいイベントが台無しになってしまうこともありますよね。
やはり私たち人間にとって睡眠は必要不可欠です。
その日一日を最大限楽しんで味わい尽くすためにも、毎日しっかりと眠ることを心がけましょう。
⒐ 運動の時間を取る
本来運動は人間にとって、睡眠と同じくらい無くてはならないものです。
長期的には生活習慣病の予防になってくれたりしますが、むしろ運動の本質はその時の気持ち良さにあるのではないかと思います。
実際運動することによって、私たちは幸福を感じるようにできているのだとか。
筋トレやランニングなどの高強度なものでなくとも、散歩やストレッチといった軽い運動でも十二分にその恩恵を受けることができます。
毎日の中で少しでも運動の時間を取ることで、気持ちを晴れ晴れとさせ、目の前の物事への意欲や生産性を爆上げさせていきましょう。
⒑ 一日の振り返りをする
夜寝る前なんかにその日一日の振り返りをすることもオススメです。日記をつけるのもあり。
振り返りをすることで、今日できたことに目を向けて達成感を感じたり、小さな成長に気づくことができます。
不安やマイナスの感情があったらこれも吐き出しておいちゃいましょう。それだけでだいぶ精神的に楽になれます。
その日の終わりに一日を振り返ることで、何気なく過ぎていきがちな毎日を、少しでも意味のあるものとして捉えることができること間違いなしです。
まとめ
今回は、幸福度を高めて一日を有意義に過ごす方法10選を紹介してきました!
私たちは幸せになるためには何か大きなことを成し遂げないといけないと考えがちですが、
意外と簡単な工夫や取り組みで幸福感をあげることができるということを、今回の記事を書いていて僕自身もものすごく感じました。
そして何より日々の幸福感を上げるためには、毎日を大事にして一日一日を悔いなく生きようとすることが何よりも大切です。
「いつの間にかこんなにも月日が経ってしまった…」
となることを避けるためにも、毎日を大切にしながら過ごしていきましょう!
この記事が、皆さんが日々の幸福度を上げ、充実感を持って毎日を生きる一つのきっかけとなれば幸いです!